妻沼聖天山(埼玉県熊谷市)へ [城・神社仏閣]
2016年12月12日(月)
仕事の帰り道で、少し時間ができたので、高崎線熊谷駅で途中下車して、太田駅行きのバスに飛び乗り、妻沼聖天山の国宝「歓喜院聖天堂」を観てきた。
「国宝」というのと、「歓喜」という名前に惹かれてしまった。
熊谷市内ではあるが、バスで片道30分はかかる。「妻沼」は「めぬま」と読むことを知った。
「聖天山」は、てっきり「しょうてんざん」と読むと思っていたが、「しょうでんざん」だった。「昇天」と勘違いしてしまった。
運良く、案内係の方から詳細な説明を聞くことができた。「聖天山」と、山の名前になっているのは「山号」のことで、昔、寺が山奥に建てられていた頃に、寺に山の名前を付けていたらしい。
が、歓喜院聖天堂は「権現(ごんげん)造り」で、神社の様式になっている。これは江戸時代は、神仏混交で寺と神社を一緒にしていたからなのだそうだ。お賽銭を入れた後に、私が、一瞬、二拍手しようかどうか迷ったのも仕方ないこと。
「埼玉日光」と呼ばれる、きらびやかな歓喜院聖天堂で印象に残ったのは、鷹と猿の彫り物。鷹と猿が戯れていると思ったのだが、鷹が煩悩を持った猿を食らっている様子だった。煩悩猿と私を重ねてしまった。
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